腕時計はリセールが高いアイテムですが、なんでも高値で売れるものではありません。
高級ブランドの腕時計でも、買取相場が暴落しているケースがあるので注意しましょう。
腕時計の高級ブランドとして定番のロレックスは、ほぼ全てのモデルで中古価格が高騰しています。
10年前に比べて2倍以上に高騰しているケースも珍しくなく、状態が良い中古は買取価格でも定価越えが当たり前です。
ロレックスが高騰している最大の理由は、長い歴史を持つ定番モデルが続々と廃盤になったことです。
新機能を搭載した最新モデルが登場していますが、車やバイクで古い年式の旧車にプレミアムが付くような感じで廃盤モデルが高騰しています。
ロレックスは売却する時期を見極めるのが難しいですが、最新モデルにはないレトロな魅力があるモデルはこの先も価格高騰を続ける可能性が高いです。
今が最高値だと思い込んで売却を急ぐ必要はありません。
資金需要で困っている時や新しい腕時計もしくは他のモノが欲しいと思ったタイミングで売却するとよいでしょう。
世界的な物価上昇によって腕時計全般は新品の価格が上昇していて、それに伴って中古販売価格や買取価格が緩やかに上昇しています。
ただし、モデルを問わずに過去最大級の高騰をしているのはロレックスだけです。
中古価格が高騰している理由はいくつかありますが、ロレックスの場合は定番モデルの廃盤で品薄になったことが大きく影響しています。
ロレックス以外の高級腕時計メーカーについては、限定品や廃盤になった人気モデルなど品薄になる条件に該当するモデルのみ高騰しています。
定期的なオーバーホールが必要な機械式腕時計の場合は、手入れ状況が重要です。
正規店などのオーバーホールを利用してきた場合は、その履歴を証明できる資料を残しておくと売る時に有利です。
高級ブランドの腕時計は実用性よりも見栄えを重視される傾向が強いので、小傷がないなど綺麗な状態なのかが売却価格に大きな影響を与えます。
腕時計は引き出しやタンスの中で長期間保管してホコリを被っていても、手入れすれば綺麗な状態に戻ることが多いです。
使用頻度が少ないなど長期間使っていなかった腕時計は、自社で手入れができるメーカー系の正規店へ売るメリットが大きいので、査定を取っておきましょう。
腕時計を高く売るためには、最適な売却手段を見極めることが大切です。
仕入れ価格と長期在庫リスクが高い腕時計は業者ごとで査定額が大きく変わってきます。
ロレックスやオメガなど高級ブランドは信頼できるショップから買おうとする需要が高いため、認定中古を扱う正規店の買取が強いです。
カシオやSEIKOなど比較的手軽に買えるメーカーの腕時計は、リサイクルショップや質屋などカジュアルな客層が多くて買取できる商品の幅が広い業者に売るとよいでしょう。
まずは売りたい腕時計のメーカーとモデルの特徴・傾向を調べる所から始めてみてください。
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